台東区商店街連合会オフィシャルサイト

女性にやさしい商店街シンポジウム開催


懸田先生から、小売店の減少という状況を踏まえ、今後地域の構成員である商店街が、どのように社会的役割を果たしていくべきか、「売手良し」「買手良し」「社会良し」の3方良しの理念を基に、どう多様性を発揮していくか「女性にやさしい商店街」としていくかについて基調講演がありました。








市野智絵氏

今戸神社神主であり、イラストレーターとして、日本漫画家協会員としても活躍中。

「私のところは商店ではありませんが、おいでになる方とのコミニケーションを大切にしてきた結果、一時は日にほんの数人ということもありましたが、とてもたくさんの方が来てくださるようになりました。お店も、気軽に話しができたり、いろいろ教えてくれるやさしいお店が大好きです。特に観光に行った時など一層それを感じます。」




桐谷エリザベス氏

台東区在住。フリージャーナリスト、 NHKアナウンサー、台東観光大使

「女性に取って、買物は生活の一部であり、いろいろな情報や楽しみが欠かせません。スーパーに行ってもお店の人と会話する楽しみもないし、使い方なども詳しく教えてくれません。その点、個人のお店は親切に接してくれるので、とても買物が楽しみです。伝統、文化を大切にしながら、個性的なお店づくりに期待しています。有名な歴史だけでなく、商店街にも観光客は興味を持っています。」




尻無浜恵美子氏

上野警察署勤務。生活安全課係長

「繁華街の中でも、上野はとても安心・安全な街と感じています。女性にとっては、キレイなこと、安全なことはとても大事なことだと思います。区内では、子供達への声がけもよく見られますし、御徒町のジュエリーのお店なども、街ぐるみで女性客を見守る姿勢なども見られて、区外から来られる人たちにも安心感が伝わっていると思います。街全体がやさしいことは重要な点だと思います。」




田辺英一氏

台東区役所勤務。文化産業観光部長

「台東区は、文化、産業、観光のいずれにおいても、歴史上も、大変多くの資産を持っております。また、来年は東京スカイツリーの開業も迫り、多くの観光客を取込むチャンスと言えるでしょう。消費の8割は女性と言われています。そうした中、女性にやさしい商店街の構築は、多くの消費を生むと期待されます。行政としましても、大いに商店街のバックアップをして行きたいと思っております。」